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サウスリッジホームの家造り
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旬とはいかに!?

 食べ物には「旬」があります。今なら茸の王者、マツタケです。焼きまつたけ、土瓶蒸し、う―食べたいョー。すき焼きに入れたり、河豚ちりに入れたりするのは、犯罪的贅沢の極みです。庶民の私としてはマツタケご飯が一番好きです。そこへお吸い物(当然マツタケの)とだし巻きがあればいうことなし。マツタケだけでなく秋刀魚、わたり蟹、栗ご飯とか、柿、梨、イチジク、遅れ気味の巨峰などなど・・・・。秋は美味しいものが豊富で喜ばしいのですが、ついつい食べ過ぎて体重が気になったりというジレンマにおちいってしまいます。「天高く馬肥ゆる秋」などと暢気に言っていた頃がなつかしい。それでもやはり、春夏秋冬、季節ごとに旬のものをいただける幸せを思うと、よくぞ日本人に生まれけり、と天に感謝してしまうのです。
 話は変わりますが、家を買うにも「旬」があるように思います。年令で言うなら28歳から35歳位ですね。結婚して3年から4年目くらいして、お子様が一人か二人。その時期に例えばマンションなり建売を買うなりしないと後々家を手に入れることが難しくなります。何時でも買えると思うのですが、実際は住宅ローンの返済期間との兼ね合いがありどうしても先程の年令が「旬」になってしまう訳です。

「旬」と言ってもの家の場合食べ物と違い、他に「お金」と「決断力」が必要です。なんといっても人生で一番高価な買い物ですからね。家を購入するとき一番大切なのが「決断力」ではないでしょうか。立地とか建物の間取り・仕様とかこまごました事は説明を受ければ大凡の事が解りますが、〈買うか止めるか〉の最終決断となればなかなか下せません。そこで、友達に相談したり、会社の上司にアドバイスしてもらったり、親兄弟に現地を見て貰ったりしたりします。でも大抵このタイプの人は家を買い損ねることが多いようです。何故なら相談された方はとりあえず反対するからです。そもそも人間には嫉み、妬み、嫉妬という心の悪魔が潜在意識の中に埋もれています。修行を積んだお坊さんでも(嫉妬心)を克服するのは難しいと言われているくらいですから。況や凡人をや。従ってたいていの人は、嫉み、妬み、嫉妬を(善意)というオブラートに包んで親切そう(おためごかし)に反対するのです。反対さえしておけば責任を追及されることはまずありません。何かもめごとがあっても「ほら、見たことか。だから反対したやろ」といえますもの。所詮他人事です。私の長い経験から言えば、本当に心配し喜んでくれるのは「親」だけです。親はいつだって子供のことは心配なのです。反対なんかしないのです。いつも大丈夫?と確かめているだけなのです。ですから最終決断は人任せにせず自分自身で下してくださいね。

 ついつい話が小難しくなっていまいました。こんな話はさておいて、「旬」の話にもどしましょう。中秋の名月は過ぎてしまいましたが、秋はこれからが本番。今度の満月には、小芋の「衣被き」でも肴に「菊姫」で月みて一杯とやりますか。♪ゆかたの君ィはすすきのかんざしィ〜♪。オーッ 年がばれましたね。<藤原>

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