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暮らしのカタチ ―連休には言えをみがいて ― >>バックナンバー一覧へ戻る

 最近五木寛之氏の「人間の関係」という本がよく売れているらしい。確か読んだ記憶があったので本棚を探してみると、ありました。よかった!危うく同じ本を2冊買ってしまうところでした。昔は松本清張の本(文庫本)をよく「二重買い」したものです。文庫本のカバーが変わっていると、新しい本が出たなと勘違いして買うわけです。しかし清張の「一千万分の一の偶然」はカバーも一緒なのに2冊持っています。どうゆう訳でしょうか司馬遼太郎の「新撰組血風録」(中公文庫)はカバーが新しいイラストにかわって、それがとても良かったので買ってしまいました。納得。瀬名秀明氏の「ブレインバレイ」はハードカバーの分厚い「上」「下」2巻ですがこれが2セットあるのは長男がたまたま同じ本を買っていたというケースです。池波正太郎の「鬼平犯科帳」は旧版と新装版でそれぞれ全巻、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」も旧版と新版で全巻ありますが、これは新版で文字が大きくなり読みやすくなったからであります。
 五木氏の本は私の本棚では4番目くらいの数量です。そんなに読んだ記憶はないのですが、案外、あるのです。最近小説はすくなく「林住期」とか先程の「人間の関係」とか、ちょっと前なら「生きるヒント」のような、いわゆる(生き方の有りよう)といったことをエッセイ風に書いた本が多いですね。「人間の関係」のなかで、よろこびノート、悲しみノートを書いたことがあったとあったので私の本棚の五木寛之区画を見ると「よろこびノート 悲しみノート」があるではありませんか。自分で買った本を意外と覚えていないものですね〜。

 今年の5月の連休はどこにも行かず、ひたすら家のメンテナンスをしました。私は家の外側担当です。まずリシンの厚吹きの外壁の汚れをキレイにします。10年位すると結構汚れが目立ってきます。原因は雨風による汚れが一番で、庭木が大きくなって葉が茂りその樹液の付着による緑色の汚れが2番です。ホースで水をかけマジックリンを吹きかけビニールブラシで擦り、水をかけて流します。これでスッキリ、キレイになります。次に窓ガラス、サッシはマイペットをつけた雑巾でキレイにします。最後は庭石とか塀(ヨウヘキも含む)に水をかけ、マジックリンを吹きつけワイヤブラシでひたすら擦り後は水洗いします。若しガレージがシャッター付きでしたら水をかけてマジックリンをかけ、ビニールブラシでこすり、ホースで水をかけ、これで一丁あがりです。妻は家の中担当です。これが本当の「家内」です。奥向きのことはやはり「奥様」でないと片付きません。模様替え、フローリングのワックスがけをやってもらいます。
 
  五木寛之著「雨の日には車をみがいて」は昭和63年6月25日初版発行(角川書店)となっており、私が所有しているのは昭和63年11月25日10版のものです。ブックデザイン/イラストは安西水丸さんで素敵なものです。今読み返すと覚えている箇所が結構ありました。シムカ1000、アルファロメオ・ジュリエッタ・スパイダー1.3、ボルボ122S・アマゾン、BMW2000CS、シトロエン2CV、ジャグアーXJ6、メルツェデス・ベンツ300SEL6.3、ポルシェ911S、サーブ96S。雨の日にはひたすら車をみがく。車をみがいていることに変わりはないのですが、主人公が若く貧しかった頃からだんだんと仕事が増え豊かになってゆく過程と、車が変わるごとに関わりあう女性と車の個性を対比させた物語は、再度読むと「五木節」そのもので、ふと、懐かしい気がしました。そういえば「メルセデスの伝説」という本もありました。

 「連休には家をみがいて」 多くの人たちがあちこちに出かけて、高速道路は渋滞何十キロといっているときに、のんびり、家にいて朝寝して、一日かけて家を磨く。大きな家でないところがいいのです。小さいながらも楽しい我が家、今となったら実家より寛ぎますねえー。スローライフもいいものです。
 皆様も今度のお盆の連休には家族全員で家を磨きましょう。ひと段落したらソーメンでも食べて昼寝。残った仕事はまた明日。なに休日はまだまだたっぷりあるのですから。 <藤原>

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