今年の5月の連休はどこにも行かず、ひたすら家のメンテナンスをしました。私は家の外側担当です。まずリシンの厚吹きの外壁の汚れをキレイにします。10年位すると結構汚れが目立ってきます。原因は雨風による汚れが一番で、庭木が大きくなって葉が茂りその樹液の付着による緑色の汚れが2番です。ホースで水をかけマジックリンを吹きかけビニールブラシで擦り、水をかけて流します。これでスッキリ、キレイになります。次に窓ガラス、サッシはマイペットをつけた雑巾でキレイにします。最後は庭石とか塀(ヨウヘキも含む)に水をかけ、マジックリンを吹きつけワイヤブラシでひたすら擦り後は水洗いします。若しガレージがシャッター付きでしたら水をかけてマジックリンをかけ、ビニールブラシでこすり、ホースで水をかけ、これで一丁あがりです。妻は家の中担当です。これが本当の「家内」です。奥向きのことはやはり「奥様」でないと片付きません。模様替え、フローリングのワックスがけをやってもらいます。
五木寛之著「雨の日には車をみがいて」は昭和63年6月25日初版発行(角川書店)となっており、私が所有しているのは昭和63年11月25日10版のものです。ブックデザイン/イラストは安西水丸さんで素敵なものです。今読み返すと覚えている箇所が結構ありました。シムカ1000、アルファロメオ・ジュリエッタ・スパイダー1.3、ボルボ122S・アマゾン、BMW2000CS、シトロエン2CV、ジャグアーXJ6、メルツェデス・ベンツ300SEL6.3、ポルシェ911S、サーブ96S。雨の日にはひたすら車をみがく。車をみがいていることに変わりはないのですが、主人公が若く貧しかった頃からだんだんと仕事が増え豊かになってゆく過程と、車が変わるごとに関わりあう女性と車の個性を対比させた物語は、再度読むと「五木節」そのもので、ふと、懐かしい気がしました。そういえば「メルセデスの伝説」という本もありました。
|