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霜田治信(しもだ はるのぶ) サウスリッジホーム株式会社 創夢部長
二級建築士(大阪府知事 第47098号)
シモダの BLOG
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過去には大手自動車メーカー(本田技研工業株式会社)に勤務していた時代もありました。サウスリッジホームで現在の建築士としての仕事をするまでの間には、ずいぶんいろいろと回り道もあったように感じますが、この業界、そして建築士という仕事に興味を持って、この世界でやっていきたいと思ったとき、未経験の自分でも採用してくれたのがサウスリッジホーム株式会社です。未経験の人間を採用するということは、会社としてはある意味賭けだったのではないかと思いますが。そして何かの縁があり、こうして今回、サウスリッジホーム株式会社にたどりついた。今回、サウスリッジホーム株式会社として、新しい事業を立ち上げる際にも、藤原社長が私を引っ張ってくださった。藤原社長の持っている「こだわり」や「考え」と、自分の「思い」のベクトルが同じ方向を向いているなと感じていますし、とてもやりがいを感じています。
サウスリッジホーム株式会社のコンセプト、夢を創るという意味を持たせて「創夢」としています。お客様と名刺交換をさせていただく際はもちろんのこと、同じ業界の方々からも、「これはなかなか面白くていいネーミングですね」と好評です。
一番難しいところは、ひとつの家をつくりあげるまでの間に、お客様とのコミュニケーションをいかに取るか、というところだと思っています。人が人生の中で家を建てるというのは、一生のうちで一度、多い方でも二度です。お客様それぞれのライフスタイルがあって、それぞれの「こだわり」がある。その「こだわり」をいかに汲み取ってカタチにするか、も難しいところです。また、お客様がイメージされているものを、どう理解してかたちにしてあげるか、お客様の予算内で、最大限にいいものをつくる、というところが難しいところですね。
お客様の持っていらっしゃるこだわりやイメージ、その意図を汲み取って、例えば、A案とB案、どちらがいいですか?といったような具体的な選択肢を与えるような提案をしてあげる。そういったような工夫をこころがけています。
一番喜びを感じるのは、お客様をモデルルームにご案内し、気に入っていただいたお客様と、設計の段階から一緒に打ち合わせを重ね、ようやく完成して、お客様にお引渡しする、という流れの中で、やはり実際にその家にお客様が住んで頂き、「サウスリッジホームさんで建てていただいた家は、いい家だね」といっていただけた時でしょうか。家というのはお客様が実際に住んでいただかないとその価値だとかいうのはわからないわけです。お客様に本当に満足していただける家を造るということは難しくもありますが、実際にお客様が住んでいただいて、満足していただけたときには喜びを感じます。
実際に手がけたお客様のところに、久しぶりに様子を伺いにおじゃますると、「霜田さん、家のちょっとこの窓の部分を見て欲しいのだけれど・・。」とか、「ちょっとキッチンの部分をリフォームしたいのだけれど・・」などといった相談を受けることもよくあります。そんなときは、住まいづくりのプロならではのいろいろなアドバイスをさせていただいたりします。時には、「この部材ならホームセンターで安く売っていますから、それで補修されるといいですよ。」なんて、商売抜きでアドバイスをさせていただくこともあります。ただ、お客様と何でも相談できるいい関係を長く続けていく中で、時には、「実は土地を持っていてどう活用すればいいのか悩んでいるのだけれど・・・」なんていうご相談をいただいたりすることもあり、それが新しい仕事につながったりすることもあるわけです。お客様と長いお付き合いをさせて頂いているからこそ、いろいろなご相談をいただくことが多いですね。
常に「イマジネーションを持って」、家を建てていただきたいということを申し上げたいです。我々は住まい造りのプロとして、お客様が持っていらっしゃる「こだわり」や「イマジネーション」をカタチにする提案には自信があります。安心して、私たちプロにお任せいただきたいと思っています。例えば、3,000万円の予算で家を建てたいというお客様がいらっしゃったとします。
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